水虫は体中にうつる 掻いてしまうから治りにくい

タムシの治療と自家感作性皮膚炎

水虫(爪白癬含む)を患っている方や、白癬菌を持っているご家族と同居していると、身体のどこに感染してもおかしくはありません。

 

白癬菌が身体に感染すると、タムシと呼ばれるのですが、タムシは痒みが強く、爪で引っ掻いてしまうので、感染拡大しやすいのです。

 

どんどん、広範囲に広がってしまう病気です。

 

ただ、薬を塗り続ければ治らない病気ではないはずですが、ときに治らずに苦しんでいる方もいるのです。

 

次のような方がおられました。

 

その方は20代の若い女性。
感染したのは、1年前。
すぐに皮膚科に行くが、水虫ではなく皮膚炎だと誤診されステロイドを処方される。(水虫にステロイドは酷く悪化します。ワタシも以前ステロイドを出された経験があります)
当然のことながら、症状は悪化。
別の病院に行くと、やっと白癬菌と診断される。
背中の広範囲にタムシができていたため治療は長引き、半年かけて治すも、跡に苦しむ。
そして、半年後に再発。
今度は、腕に直径15センチほどのブツブツ、去年と同じく背中、股の部分にも(いんきん)。
痒みは酷く、夜も眠れないほど。
常に清潔を心がけ、部屋の掃除機や拭き掃除も徹底している。
風呂は毎日入り身体も石鹸で洗っているし、下着も肌着も一度使ったら洗っている。
シーツだって最低でも週に一度は洗濯している。
その上、皮膚科でもらった薬を塗っているのに、治らない。
痒みの苦痛と、跡に対する不安、範囲がもっと広がったらどうしようかという恐怖。
とにかく、つらい。

 

この方の場合、たむしですね。

 

これだけ徹底して治療をしているのに、治らないということは、白癬菌に対する抵抗力が低い方なのかもしれません。

 

もしくは、他の皮膚炎が合併してしまっている可能性が考えられます。

 

パッと思いつく限り、ワタシの中で2つの可能性が思いつきます。

 

1つ、自家感作性皮膚炎(じかかんさひふえん)。

 

自家感作性皮膚炎というのは、水虫に限らず、接触性皮膚炎(いわゆるかぶれ)などのその他皮膚炎や、熱傷などの病変の治療が十分されていない状態であったり、二次感染として細菌感染を起こすなどして症状が急激に悪化したのち、1週間ほどすると症状が出ていた部位とは別の場所に、もともとあった湿疹と同じような発疹がたくさん出てくる病気のことです。

 

体中に湿疹ができて、激しい痒みを伴います。

 

湿疹は左右対称で、手足の末端に多くでます。

 

根本原因である本体の湿疹を治療すれば、消える病とされています。

 

皮膚科に行くとステロイドを処方されるのですが、ステロイドは白癬菌を悪化させる薬となります。

 

ですので、仮に上記の女性の例がタムシが原因の自家感作性皮膚炎だとした場合、ワタシなら市販の抗ヒスタミン剤(薬局で買えます)を飲んでかゆみを抑えながら、根本原因となるタムシを叩きます。

 

2つ、皮膚科で処方された薬剤に対してのアレルギー。

 

薬剤にアレルギーがある場合も、皮膚炎が治りにくいことでしょう。

 

アレルギー症状が出てしまうと、皮膚が厚くなってしまい、抗真菌薬が角質層の内部まで届きにくく、白癬菌を退治しにくい状態になり治療が困難になることが考えられます。

 

ワタシの出した2つはあくまでも可能性ですが、そのどちらの治療法もワタシなら抗ヒスタミン剤を飲みながら、薬以外での治療に取り組むでしょう。

 

自家感作性にしろ、薬剤アレルギーにしろ、ワタシのおすすめする治療法は効果的だと思えます。

 

薬を使った治療ではなく、知識を使った治療ですので、大きな副作用はほぼないと思えますので、一度試してみる価値は十分にあると思いますよ。
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